ぼくを探しに

gardener-monkey2004-11-03

「ぼくを探しに」と言う絵本は、僕が自分のお金で初めて買った最初の絵本。
本の内容も絵もいたってシンプルだけど、深い。読む度に、その時の自分の心の状態に合わせて語りかけてくれる。僕は、読む度に「自分らしさ」を再確認させられる。何回読んでも胸が詰まってしまう。何でだろう?すごくシンプルな内容と挿絵なのに...読む度に違う内容に見えてしまうのは...(本当はもっと単純な事を言っている話かも知れないけど....)
これってやっぱり、余分な知識と自分の状況・経験などと照らし合わせて読んでしまうから?しかも、自分の中では大人にはなっていないつもりなんだけど、いつの間にか大人になっているって事?などと思ってしまうと、あぁ〜大人になるって悲しくもあり嬉しくもあり、なんとも言えないなぁ〜。でもそこが、この本の良い所でもあり絵本の良い所でもある。
この本は、自分がどぉ〜したら良いのか?分からなくなった時とか何か疲れた時に、考えさせてくれたり、癒してくれたりしてくれる大切な一冊。
そして、絵本はちょっと立ち止まって「何かの気づき」を与えてくれる大切なモノと改めて再認識しちゃいました。絵本よ、ありがとう!